2024.03.29

教えて!推進員さんのマイスイッチ

高知県地球温暖化防止活動推進員(以下、推進員)の皆さんに
普段の地域での活動や推進員になるきっかけとなった
エピソードなどをお伺いします。

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今回は学生推進員の福島笑里(ふくしま えり)さんに、
学生推進員になったきっかけや環境への興味、そして
実践しているエコな暮らしについてのお話を伺いました。

福島さんは千葉県出身の高知大学生。スポーツが大好きで、
推進員の活動にも自転車でさっそうと駆けつけます。

学生推進員として出前授業やイベントで活躍中の福島さん。

「地球に平等に暮らしたい」というのが環境ポリシーなのだとか。
さて、その真意とは?

●学生推進員になったきっかけ
先輩から紹介された、環境省四国環境パートナーシップオフィス(以下、四国EPO)の
アルバイトがきっかけです。四国EPOの高知サテライトオフィスが
「環境の杜こうち」の事務所の中にあり、そこで
四国4県の環境に関する情報のデータ化をしています。

環境記事を見ていて気づいたのは、高知は地域や企業、学生との
かかわりを通じた、環境に配慮した商品の開発や、イベントの開催といった
記事が多いことです。人と人が環境を通じて関わりあうって、
すごいことだなと思いました。

アルバイトにも慣れてきたころ、環境の杜こうちの事務局の方から
「学生推進員になりませんか?」と声をかけていただき、もともと
環境に興味があったので、やってみよう!ということになりました。
その時は、学生推進員のイメージがまるで持てませんでしたが、
実際に始めてみると、活動を介していろいろな年代の方と出会えるし、
地域密着型の交流ができてすごく楽しいです。

例えば、サポーターとして参加した黒潮町立南郷小学校のエコクラブの
ツリーイング※体験もそうです。これは黒潮町の推進員さんたちの
企画ですが、地域の子どもたちに対し、思いを持って一所懸命
接しているのを見ると、こんなふうに活動が実現できるんだなぁと
勉強になります。

※ツリーイング
ハーネス(安全ベルト)を使って樹木に上る木登り法。

●趣味はラフティングなどスポーツ全般
ラフティングは、主に吉野川でやっています。千葉県の実家周辺は都会で、
流れている川は人工的でまっすぐな川がほとんどですから、高知に初めて
来た時には大きな川がうねっていて、水もとてもきれいで本当に感動しました。
流れもダイナミックで「生きてるなぁ!」という感じがして最高です!

●環境に興味を持ったきっかけは佐喜浜小学校での実習
大学1年生のときに参加した実習で「佐喜浜地区ジオ市」に行き、インドネシアの
人たちと合流して「SUIJI※」を行いました。分科形式で、地域の課題を
見つけたり、地方創生について考えてみるなど、自分の好きなことを発見しよう
という楽しい実習でした。

その後、学生推進員として室戸市立佐喜浜小学校の出前授業をサポートしました。
5・6年生を対象にブロックを使って、SDGsの基礎や地球温暖化について学び、
自分たちの住む地域の魅力を再発見して、郷土愛を育むという内容でした。

出前授業で特に印象に残ったのは、講師は「室戸市」のことを言っているのに、
児童は自分の生まれ育った地域である「佐喜浜町」のことを考えて行動していることでした。

私はそういった「地元愛」を感じられずにいますが、佐喜浜小の児童には
こういう地元愛があって、それをずっと残していきたいなという気持ちがある、
それがすごくいいなぁと感動しました。都会と違って、地方はこんなにも自然や
地域の人々に触れ合う機会が多いんだと初めて知りました。

ですから室戸市佐喜浜町は、私にとって大変印象深い場所なんです。学生推進員は
さまざまな場所で活動の機会があり、子供たちや地元の人たちと関わることが
できて、本当に楽しいし、勉強になりますね。

※SUIJI
Six University Initiative Japan Indonesiaの略称で、四国の愛媛大学、香川大学、
高知大学、インドネシアのガジャマダ大学、ボゴール農業大学、ハサヌディン大学の
6大学の協働により「熱帯地域の農業発展に関する教育研究」をすすめるプログラム。

●地球に平等に暮らしたい
私は常々「地球に平等に暮らしたい」と思っています。
それはどういう意味かというと、例えばスーパーで野菜を買うときも、
農家さんが野菜を作ってくれるからこそ私は食べることができる。
そういったことをひとつひとつ考えていると、「命をいただいているな、
私は生かしてもらっているんだな」と思うことが多いんです。
だからせめて、環境に配慮した農業や農家さんを応援するために、
オーガニックの野菜を選んだりしています。うまく言えませんが、
そのような地球環境の保全につながることの積み重ねが、
「地球に平等に暮らす」という私の意識なのかもしれません。

そのほか、特に環境に配慮して実践していることといえば、ベランダで
「生ごみコンポスト」をやっていることです。プランターに土を入れて、
米ぬかとEM菌を混ぜて生ごみを埋めるだけなので簡単です。
去年の夏に始めたのですが、今年の春先にはコバエが発生して
しばらくやめていました。でも、冬になって気温が下がってきたので、
また再開したところです。

あとは、スポンジの代わりにヘチマを使ったり、洗剤なしで食器洗いが
できるふきんを活用したりして、できるだけ水を汚さないよう気をつけています。
これからも、自分にできることを積極的に続けていきたいと思います。

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11月3日フジグラン高知 環境にやさしい買い物キャンペーン2021
では新聞紙バッグの作り方を子供たちに指南

木登りは大得意という福島さん、南郷小学校のツリーイングでは、
地域の方との交流を通じて熱心に活動する推進員さんたちや、
それを柔軟に受け入れる学校の取り組みに感銘を受けていたようです。

これからもフットワーク軽く楽しみながら活動してくださいね。
学生推進員としての活躍を期待しています。