香美市で地域に寄り添ったクリニックを目指す「医療法人 敬善会 前田メディカルクリニック」にお伺いさせていただき、院長の前田さんにお話を伺いました。

太陽光発電の導入に至ったきっかけ
日本は地震や台風、豪雨などの自然災害が多く、停電が発生するリスクも高いです。病院にとって、非常時であっても医療を止めないことは使命の一つです。
当院は年中無休・24時間体制で診療を行い、地域の皆さまに安心を届けられる存在でありたいと考えています。停電時には非常用電源回路へ切り替え、院内で必要な電力を確保できる体制を整えており、災害時の停電リスクに備えることが太陽光パネル導入の大きなきっかけとなりました。


また、当院では通院患者さまの送迎や訪問診療のために3台の電気自動車(EV)を導入しています。ガソリン代の抑制に加え、環境負荷を低減したいという思いから、電気を自給できる太陽光発電は非常に相性の良い選択でした。災害対策と環境配慮、その両立を目指した取り組みとして、太陽光パネルの導入を決断しました。

太陽光×EVで実現するクリーンな医療のかたち
患者さまや地域の皆さまが安心して暮らせる未来のために、当院では環境にやさしい太陽光発電を取り入れています。通院患者さまの送迎や訪問診療など、日常的によく使用する車での「移動」が環境負荷の原因から、クリーンな日常行為に変わったことが大きなメリットですね。コスト面では、月に7万円ほどかかっていたガソリン代も太陽光発電を導入したことで、現在はほぼ0円になりました。
これからも当院は、環境への配慮と地域への責任を大切にしながら、持続可能な医療のかたちを追求していきたいと考えています。安心して頼っていただける存在であり続けるために、一つひとつの取り組みを着実に進めていきます。

電気代の削減で経営の安定化へ

特に日中の診療時間帯は電力使用量が多いため、発電した電気を自家消費することで電気代の削減が可能です。当院では蓄電池も導入しており、余剰電力を院内で活用することで、年間約130万円のコスト削減につながっています。
こうした取り組みは、長期的に見ても病院経営の安定化にもつながっていくと考えています。

太陽光発電がもたらす未来への可能性

太陽光パネルは、電気代の削減や災害時の電力確保に役立ち、環境に配慮したクリーンな社会の実現にも貢献します。こうした点から、エネルギーが循環する未来に大きな可能性を感じています。
災害時の電力確保を目的とした防災対策、電気料金削減による経営改善、国や自治体の補助制度の活用、環境配慮やSDGsへの対応、新築・改修工事のタイミングなどでぜひご検討されてみてはいかがでしょうか。